慰謝料請求書とは?請求文書の書き方や対応方法について解説

慰謝料の請求方法
慰謝料請求書とは、その名の通り相手方へ慰謝料を請求する際に利用する請求書類のことです。
実は、慰謝料の請求に決まった形はありません。
請求書といった紙の形式である必要はなく、電話や話合いなど口頭で請求、訴訟や調停など裁判で請求することもできます。
しかし直接交渉の口頭での請求は、感情的になりやすいため更なる揉め事に発展したり、証明が残らないため後日「知らない」と無視されてしまう可能性があります。
また時間と費用をかけることを覚悟して裁判することもできますが、いきなり裁判は考えにくいですよね。
上記の理由から、請求書という文書による請求が一般的な形ということになります。
慰謝料請求書
慰謝料請求書にも決まったフォーマットやテンプレートはありません。
請求額、請求に至る根拠の提示などがされた文書が請求書になります。
ただしその文書を郵送しただけでは、なかなか交渉が成立するとは思えません。
そのため決して法的効力はなくても内容証明を利用した文書を郵送する方法は、有効だと考えられます。実際に内容証明を利用した形を取ることが多いようです。
内容証明は受け取る側にはかなりのプレッシャーになります。さらには配達証明をつけることで、受け取っていないなどのトラブル回避をすることができます。