領収書を整理するコツ

経理の処理では、請求書以外にも整理の必要な書類はたくさんあります。中でも特に大切なのが「領収書」。
領収証の整理は、一度にまとめて行おうとするとけっこう大変。日々溜まっていく領収書は毎日コツコツと整理・管理していくことが大切です。
少しだけ工夫して、日々の整理にルールを組み込めば、スッキリ効率的に整理していくことができますよ。
領収書整理のコツ
現金の入出金に伴う領収書は、日々の整理が必要です。基本は記帳・入力の作業後は必ず整理をするということです。整理しない領収書を溜めてしまうとかえって面倒なことなってしまいます。
ファイリングの方法
領収書・レシートは様々な大きさですので、スクラップブック方式の整理をオススメします。
まずは専用のノートか、ファイルブックを用意します。そこに領収書を日付ごとにスクラップしていきましょう。
基本は1ページ1日分の領収書、そのページの上部には日付を書いておきます。
また月の区切りが分かるようにしておくことも必要です。
1日のページ下部に大きな領収書から順次上に小さな領収書、さらにはあまり重なり合わないように貼っていくと、後からチェックがしやすくなります。
現金の支払いの少ない場合は、ひと月分の領収書を勘定科目ごとに分けてスクラップするという方法もあります。
領収書整理のコツは、毎日コツコツが最も重要なことです。
その他の書類の整理
公的期間の領収書は、それぞれに別ファイルで保存しましょう。
- 源泉税の領収書
- 社会保険料の領収書
- 法人税等の領収書 など
年度ごとにファイルを新しくする必要はありませんが、重要な領収書ですのできちんとファイルをしておきます。
- 決算申告書類・総勘定元帳は、年度ごとにまとめて保管します。