1. 弥生株式会社
  2. クラウド請求書作成ソフト
  3. 請求書作成お役立ち情報
  4. 見積書の基礎知識
  5. 見積書と発注書の違いとは?取引で発行する書類の種類や流れも解説

見積書と発注書の違いとは?取引で発行する書類の種類や流れも解説

更新

見積書と発注書の違いとは?取引で発行する書類の種類や流れも解説

見積書と発注書は、発行者や発行目的が異なる書類です。また、見積書・発注書・請求書など、取引時に必要となる書類には、やり取りする際の基本的な流れがあります。

本記事では、見積書と発注書の違いや発行手順、発注書に書き換えできるかといった、担当者が特につまずきやすいポイントをわかりやすく解説します。

経理・請求関連の担当者の方や個人事業主の方で、取引時に必要な書類の扱い方や手続きの流れを整理したい方は、ぜひ参考にし、スムーズな取引にお役立てください。

【無料】弥生のクラウド見積書・請求書作成ソフト
もっとラクに見積書をつくるなら
見積書が1分で作成できる便利なサービス!

記入漏れやレイアウト崩れの心配なし。
フリーランス・中小企業事業者に好評いただいています!

もう見積書のテンプレートは不要です!
弥生のクラウド見積書作成ソフト

無料【クラウド請求書作成ソフト「Misoca」がよくわかる資料】をダウンロードする

見積書と発注書の違い

見積書と発注書は、取引において担う役割や位置付けが異なる書類です。見積書は受注側(売手側)が取引条件を提示するため、発注前の段階で作成されます。一方、発注書は発注側(買手側)が取引を正式に依頼する意思を示すため、見積内容に合意した後に作成されます。

見積書とは

見積書とは、商品やサービスを提供する受注側(売手側)が、提供する予定の商品・サービスの内容や金額の目安を記載した書類です。法人・個人を問わず、取引条件を事前に共有する目的で用いられます。

発注者は見積書で購入費用の概算や条件を確認し、発注の可否を判断します。内容に問題がなければ、発注側(買手側)企業が発注書(注文書)を発行し、正式に依頼を行います。

見積書は、発注側(買手側)が費用や条件を確認するための書類です。複数社の見積りを比較検討することが一般的であるため、見積書を提出しても必ず受注につながるわけではありません。

発注書とは

発注書とは、発注側(買手側)が受注者から購入する商品やサービス、金額、納期などを記載した書類です。契約に発注書は必須ではなく、たとえ口頭でも当事者間の合意があれば成立します。

ただし、以下の法律に定められた要件に当てはまる場合は発注書の発行義務があります。

  • 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(通称「フリーランス新法」)
  • 製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(略称「中小受託取引適正化法」、通称「取適法」)(※)
  • (※)以降は「取適法」と呼称。なお、改正前は「下請代金支払遅延等防止法」(通称「下請法」)。

フリーランス新法は2024年(令和7年)11月1日から、取適法は2026年(令和8年)1月1日から施行されています。

取適法3条では、資本金が一定規模以上の事業者が、より小規模な事業者に対して製造や修理、サービス提供などを委託する場合、発注内容を明記した書面(3条書面)を交付することが義務づけられています。

上記に当てはまらなくとも、取引内容や条件を明確にするために、発注書は発行しておくと安心です。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

受領した見積書を発注書に書き換えて使うことも可能

見積書は受注者が作成する書類であり、発注者は受領した見積書をもとに取引内容を確認します。

見積書と発注書は記載内容に共通している部分が多いため、発注側(買手側)が書類作成の手間を減らす目的で、受領した見積書を書き換えて発注書として使用するケースがあります。見積書に発注書として必要な項目がすべて含まれていれば、書類名を「発注書」に変更して使用することも可能です。また、「見積書兼発注書」として両方の役割を兼ね備えた書式を用意している事業者もあります。

ただし、こうした運用が可能なのは、取引条件が確定しており、内容の修正や追記が不要な場合です。一方で、金額や納期の変更が発生する可能性がある場合や、入力・書き換え作業による記載ミスを避けたい場合には、見積書と発注書を別々に作成する運用が適しています。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

取引で発行する主な書類の種類と流れ

取引では、書類を発行する順番が決まっています。取引は、発注側(買手側)の見積依頼から始まります。これを受けて、受注側(売手側)は見積書を発行し、提供予定の商品やサービスの内容や金額を提示します。提示された条件に発注側(買手側)が合意すると、発注書が発行され、取引条件が正式に確定します。

その後、受注側(売手側)は商品やサービスを提供し、あわせて納品書を発行するのが一般的です。発注側は、納品内容に誤りがないかを確認したうえで、受領書や検収書を発行します。

確認が完了すると、受注側が請求書を発行し、それを受けて発注側が代金を支払います。支払いが行われたことを受注側が確認した後、領収書が発行され、発注側がこれを受領して一連の取引が完了します。

以下では、それぞれの手順をより詳細に解説します。発行する書類と順番、書類のやり取りの流れを把握し、スムーズな取引に役立てましょう。

取引で発行する主な書類の種類と流れのイメージ図

1.見積書

受注側(売手側)は、商品やサービスの見積依頼を受けると、費用や条件を示した見積書を作成します。発注者側は、その見積書の内容を確認し、契約するかどうかを検討します。
見積書には有効期限が記載されている場合があります。有効期限が過ぎると、見積書に記載の条件は無効となります。

見積書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

2.発注書

発注書は、発注側(買手側)が見積書に同意し、正式に注文するために作成する書類です。発注書は注文書とも呼ばれます。

なお、フリーランス新法や取適法に該当する取引では、発注側は発注内容を書面で提示する義務があります。一方、これらの法律の対象外となる取引では、発注書を作成しなくても契約自体は成立します。

発注書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

3.納品書

発注書(注文書)を発注側(買手側)から受け取った受注側(売手側)企業は、商品・サービスを発注者に納品し、納品時に納品書を発行します。

納品書には、納品日・個数・単価などを記載し、商品と同梱することが一般的です。納品書は発行義務がありませんが、納品書があれば発注側(買手側)は納品された商品やサービスが注文内容と一致しているかを確認しやすくなります。また、納品書は取引の事実を示す証憑としても役立つため、後日の確認や社内管理において重要な書類とされています。納品書は発注側(買手側)の確認負担を軽減する目的や、納品物と取引内容を納品時にすぐ確認できるように、という目的から受注側(売手側)が発行するのが一般的です。

納品書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

4.受領書

商品やサービスが納品された事実を証明するために、発注側(買手側)は受注側(売手側)に対して受領書を発行します。受領書には法的な発行義務はありませんが、納品書と同様に、取引が行われた事実を示す証憑となるため、受注側(売手側)から発行を依頼するケースも多くあります。

受領書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

5.検収書

商品の納品やサービスの提供を受けた後に、内容が発注内容と合致していたことを証明するために発注側(買手側)が発行する書類です。受領書が商品の到着や、サービスの提供が行われたことを証明するのに対し、検収書は検収作業の結果、その内容に問題がなかったのかどうかを証明します。
受取書が商品10点で発行されていたとしても、検品の結果不良品が2点見つかれば、検収書では数量が8点と記載されます。実務上は、この検収書の交付をもって「売上が確定し、請求が可能になる」とするケースが多く見られます。

6.請求書

受注側(売手側)は、商品やサービスを納品した後、発注側(買手側)に対して請求書を発行します。

ただし、受注側(売手側)がインボイス発行事業者であり、発注側(買手側)からインボイスの交付を求められた場合には、インボイス(適格請求書)の交付と控えの保存をする義務が生じます。

請求書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

7.領収書

発注側(買手側)から商品・サービスの代金が支払われると、受注側(売手側)企業は領収書を発行します。領収書は代金を受け取った事実を示す証憑のひとつであり、税務処理や経理処理に欠かせない書類です。

領収書は、受注側(売手側)が代金を受け取った事実を証明するために発行する書類です。経理処理においては、支払いを裏付ける重要な証憑の1つとして扱われます。

なお、税抜5万円以上の代金について紙の領収書を交付した場合は、印紙税の課税対象となり、所定の収入印紙を貼付する必要があります。印紙税額は、代金によって異なります。一方で、クレジットカード決済で記載要件を満たす場合や、PDFなどの電子データで発行・送付する場合は、金額にかかわらず収入印紙は不要です。

領収書については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

見積書と発注書の無料エクセルテンプレート

見積書や発注書は、無料のエクセルテンプレートを利用することで、手間をかけずに作成できます。あらかじめ必要な項目が整理されているため、記載漏れや入力ミスを防ぎやすく、作成時間の短縮につながる点が大きなメリットです。インボイス制度に対応したテンプレートも多く、規定の項目があらかじめ備わっているため、安心して入力できます。自社・自事業のロゴを入れたり、品目欄を追加したりと、用途に応じて柔軟に編集できる点も特徴です。

書類作成の頻度が低い場合はテンプレートでも十分に対応できますが、効率化やインボイス対応を重視するなら、無料ではじめられるクラウド請求書・領収書発行ソフト「Misoca」も有用です。

見積書と発注書の無料エクセルテンプレートについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

見積書と発注書に関するよくある質問

見積書と発注書を発行するにあたり、疑問が生じやすい点をまとめました。発行時の注意点を確認し、適切に書類を作成しましょう。

発注書と見積書はどちらが先ですか?

先に発行するのは見積書です。注文の依頼を受けてから発行し、受注側(売手側)が目安として金額を提示します。その後、発注側(買手側)が納品依頼をする際に発注書を発行します。

詳しくは以下をご覧ください。

見積書を発注書に書き換えるとき、気を付けたい点や条件はありますか?

見積書を発注書として使用するには、発注書に必要な項目がすべてそろっており、内容に誤りがないことが前提となります。特に、発注日・発注番号・納期・数量・金額などが欠けている場合、認識のずれが生じやすく、数量や金額の齟齬(そご)、誤った商品やサービスの提供といった行き違いにつながるおそれがあります。

また、見積書を書き換えて発注書として使用する運用を行う場合は、「書き換えによる発注で問題ないこと」を発注側(買手側)・受注側(売手側)の双方で事前に合意しておくと安心です。書き換えが難しい場合や、必要な項目が不足している場合には、あらためて正式な発注書を作成することをおすすめします。

詳しくは以下をご覧ください。

見積書と発注書の違いは何ですか?

発行者と、発行する目的が異なります。見積書は、受注側(売手側)企業が商品・サービスの内容、金額などを知らせるために発行します。一方で発注書は、発注側(買手側)企業が注文内容を記載して発行する書類です。

詳しくは以下をご覧ください。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

見積書と発注書の作成にはクラウドサービスが便利

見積書は受注側(売手側)が提供内容や概算費用を示す書類で、発注書は発注側(買手側)が正式に注文するための書類です。このほか、納品書や請求書なども企業間でやり取りします。

請求書の発行には、取引ごとに発行する「都度方式」と、月末などにまとめて請求する「掛売方式」があり、掛売方式は請求漏れが発生しやすい点が課題です。

弥生株式会社のクラウドサービス「Misoca」なら、請求書の自動作成や一括作成が可能で、作成忘れや漏れを防げます。日々の事務作業を効率化し、請求業務の精度を高めたい企業にとって心強いツールです。

【無料でお試し!】クラウド見積書作成ソフト「Misoca」で見積書がかんたんきれいに完成

クラウド見積・納品・請求書サービスなら、請求業務をラクにできる

クラウド請求書作成ソフトを使うことで、毎月発生する請求業務をラクにできます。
今すぐに始められて、初心者でも簡単に使えるクラウド見積・納品・請求書サービス「Misoca」の主な機能をご紹介します。
Misoca」は月10枚までの請求書作成ならずっと無料、月11枚以上の請求書作成の有償プランも1年間0円で使用できるため、気軽にお試しすることができます。

見積書・納品書・請求書をテンプレートでキレイに作成

自社情報は自動で反映、取引先は選択、品目と単価を入力して税率を選択すれば、請求金額は自動で計算

Misocaは見積書 ・納品書・請求書・領収書・検収書の作成が可能です。取引先・品目・税率などをテンプレートの入力フォームに記入・選択するだけで、かんたんにキレイな帳票ができます。

各種帳票の変換・請求書の自動作成で入力の手間を削減

各種帳票の変換もクリック操作でスグに完了

見積書から納品書・請求書への変換や、請求書から領収書・検収書の作成もクリック操作でスムーズにできます。固定の取引は、請求書の自動作成・自動メール機能を使えば、作成から送付までの手間を省くことが可能です。

インボイス制度(発行・保存)・電子帳簿保存法に対応だから”あんしん”

請求書の電子管理、適格請求書の発行に対応

Misocaは、インボイス制度に必要な適格請求書の発行に対応しています。さらに発行した請求書は「スマート証憑管理」との連携で、インボイス制度・電子帳簿保存法の要件を満たす形で電子保存・管理することが可能です。

確定申告ソフトとの連携で請求業務から記帳までを効率化

Misocaで作成した請求書データは、弥生の確定申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」に連携することが可能です。請求データを申告ソフトへ自動取込・自動仕訳できるため、取引データの2重入力や入力ミスを削減し、効率的な業務を実現できます。

会計業務はもちろん、請求書発行、経費精算、証憑管理業務もできる!

法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」では、請求書作成ソフト・経費精算ソフト・証憑管理ソフトがセットで利用できます。自動的にデータが連携されるため、バックオフィス業務を幅広く効率化できます。 

「弥生会計 Next」で、会計業務を「できるだけやりたくないもの」から「事業を成長させるうえで欠かせないもの」へ。まずは、「弥生会計 Next」をぜひお試しください。 

無料【クラウド請求書作成ソフト「Misoca」がよくわかる資料】をダウンロードする

この記事の監修者高崎文秀(税理士)

高崎文秀税理士事務所 代表税理士/株式会社マネーリンク 代表取締役
早稲田大学理工学部応用化学科卒
都内税理士事務所に税理士として勤務し、さまざまな規模の法人・個人のお客様を幅広く担当。2019年に独立開業し、現在は法人・個人事業者の税務顧問・節税サポート、個人の税務相談・サポート、企業買収支援、税務記事の監修など幅広く活動中。また通常の税理士業務の他、一般社団法人CSVOICE協会の認定経営支援責任者として、業績に悩む顧問先の経営改善を積極的に行っている。

カテゴリ一覧

    人気ランキング

      初心者無料ダウンロード資料

      無料ですべてのお役立ち資料をダウンロードできます。

      「Misoca」がよくわかる資料

      「Misoca」のメリットや機能、サポート内容やプランなどを解説!
      導入を検討している方におすすめ

      請求業務の課題解決ガイド

      請求業務を効率化したい方必見!
      見積・納品・請求業務のよくある課題と解決方法について解説します。

      その他のお役立ち資料を見る