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レシートは領収書として代替えできますか?

2023/06/30更新

レシートはだめ、領収書が必要と認識している方が多いようですが、実はどちらも有効です。
つまりレシートも領収書と同様に金銭の受理を証明する受取書として認められています。

レシートの有効性

レシートには、日付・領収金額・取引内容が記載されています。

特に取引内容が詳細であることを考えると、領収書の但し書きに「品代」などと書かれていて取引内容が記されていない領収書よりも、レシートのほうが有効性は高いといえます。

また、レシートはレジなどにより印字されていますので、取引内容や金額の修正・変更が難しくなっています。
それに比べて、手書きの領収書は相手先名や日付、領収額の改ざんがレシートに比べて容易になります。

レシートの場合には、宛名が印字されることがありません。
宛名が必要のない一般小売や交通費、駐車場代、飲食など以外であっても、取引内容が詳細に記されていることによりそのレシートが経費として認められるものかを判断することが容易にできます。

領収書の有効性

しかし、取引内容がいくら詳細であっても信頼できる金銭の受理を証明する受取書としては宛名が必要です。
特に高額な取引の場合は、宛名の記された領収書の有効性が高くなります。

改ざんの疑いのないように必要事項が全て記された領収書は、その信頼性・有効性も一段と高くなるといえます。

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