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オフコンと手書きによる処理を、弥生シリーズで大幅に改善

株式会社マスター(大阪府堺市)

  • 弥生会計
  • 弥生販売

固形石鹸や液体石鹸の製造・販売をおこない、固形石鹸の押し出しプレス成型では世界有数の規模を誇る株式会社マスター。従来から市販業務ソフトを使用していたが、さらなる業務効率化のために、会計はネットワークで使える弥生会計 ネットワークに、販売に関しても弥生販売に切り替え、業務改善を進めている。

効率的な経理業務のためにネットワークで使えるソフトを探していた

「ネットワークで使える業務ソフトを以前から希望していました」。
1930年の創業以来、一貫して石鹸の製造・販売をおこなってきた株式会社マスター。化粧石鹸、浴用石鹸をはじめ、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、ホテルソープなど幅広く扱っている。

「弊社は本社工場の他にも物流倉庫機能をもっている出島工場があります。本社工場の生産ラインは14あるのですが、少量多品種という意味では他社を圧倒していますし、この規模は固形石鹸の押し出しプレス成型では世界で1番ではないかと思います」。総務部長の伊左治昌史さんは、さらに、ネットワークで利用できる業務ソフトを希望していた理由を「作業効率を向上させたかったから」だと話す。

「最新のIT環境に切り替えられたのは社長の方針が大きい」と話す伊左治総務部長(左)と、IT業務も兼任している製造部の奥中社長(右)。

「もともとは会計、販売ともに他社の市販業務ソフトを使っていたのですが、どちらもスタンドアローンでしか使えなかったのです。特に会計ソフトは、経理課のスタッフが4名いながら、使えるのが1台だけでしたから、作業効率の面でかなりの制約がありました。それに古いソフトでしたので、印刷1つにしても待ち時間が多いという問題を抱えており、今年でサポート契約が切れるということで切り替えを決定しました」。

株式会社マスターでは、以前使用していたソフトにネットワーク版があったため当初はバージョンアップを考えていたが、弥生会計でもネットワーク版があることを知り、比較することにしたという

弥生会計 ネットワークの導入で、経理スタッフ全員がパソコンで処理できるようになり、作業効率が大幅に向上している。

弥生会計 ネットワークをすぐに導入できる環境が整っていた

伊左治総務部長は、以前在席していた会社で、全国規模のネットワーク環境で経理を担当していたことがあり、その経験から、会計業務をネットワークでおこなうメリットを充分理解していた。「カタログはもちろんのこと、実際にデモを見たり、少し操作してみたりした結果、弥生会計 ネットワークに切り替えることにしました。決め手になったのは操作性と価格ですね。他社ソフトは価格的にかなり高額で、その金額を出すなら、弥生会計 ネットワークにしてパソコン本体を新しくしてもお釣りがでる価格でした。実際、弥生会計 ネットワークの導入に合わせてパソコンも新しくしました(笑)」。

14あるラインを代表する最新鋭マシン。株式会社マスターは、固形石鹸の押し出しプレス成型では世界で1番の規模を誇る。

株式会社マスターでは、ネットワーク環境の整備を2年ほど前に進め、現在は本社工場と鳳工場を結ぶ専用のネットワークを構築し、SQLサーバの導入もすませていた。「ネットワークの整備は将来的なファクトリー・オートメーションも考慮に入れて実施したものですが、こういった環境が整っていましたので、経理でもソフトさえ導入できればすぐにネットワーク利用が開始できる状況でした」。この結果、検討期間は1ヶ月弱、2005年6月末に導入を決定し、すぐに利用を開始した。

会計ソフト自体を入れ替えたことについて伊左治総務部長は次のように評価している。「弥生会計 ネットワークは、会計ソフトとして会計事務所からの推薦もありましたが、実際、入力しやすいですし、帳簿が見やすく、操作環境の変化にともなう問題点はありません。期待していた作業効率も、経理スタッフ全員がパソコンで処理できるようになりましたから、大幅に向上しています」。

販売ソフトも弥生販売に切り替え、さらに給与も検討中

株式会社マスターでは、販売管理ソフトもスタンドアローンで利用していたが、弥生会計 ネットワークを検討している中で、弥生販売のデモも見る機会があり、既存の販売管理ソフトからの切り替えを決定している。

「もともと販売管理ソフトを導入した目的は、仕入管理をするためでした。システム化された資材管理はやっておらず、生産管理のデータベースは、データベース用のソフトを利用して、資材発注して、在庫に上げて、生産した分を在庫から引いてと工夫していました。ところが、弥生販売のデモを見たら、そういったことができる機能が全部あるとわかって、さらに5ユーザーで使えますので、切り替えることにしました」。こう話す、社長の奥中泰征さんは、販売管理の直接担当ではないが、コンピュータやネットワークに関する知識が豊富なため、株式会社マスターのIT業務も兼任している。

「総数はいくつあるかわからない」というほど豊富な商品サンプルの数々。株式会社マスターは、少量多品種の生産では他社を圧倒している。

「ただ、弥生販売の方は資材発注の手順や、各資材のコード管理、保管場所など社内のルールが統一されていない状況であることと、少量多品種で生産しているため、月間の仕入品目が1,000種類を超えているので、現在は関係する社員で弥生販売のマスターを作っている状態です。しかし、できるだけ早く本稼動させるべく頑張っています(笑)」。

こうした業務効率化が進む中で、従来はタイムカードを見て集計していた給与処理に関しても、弥生給与の導入を検討しているという。

最後に奥中社長は「こうしたITによる基幹業務の効率化は、結局、社内の体制を整えることにもつながります。IT化する意味としてはこちらの方が大きいと思いますね」と締めてくれた。

  • 弥生販売 プロフェッショナル 5 ユーザーは現在販売を終了しています。弥生販売 ネットワーク 5ライセンスをご利用ください。
  • 本記事の内容は、取材当時のものです。
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事業規模

業種

企業名
株式会社マスター新規タブで開く
使用ソフト
弥生会計 ネットワーク、弥生販売 プロフェッショナル 5ユーザー
事業内容
石鹸の製造・販売
所在地
大阪府堺市
TEL
072-278-2244
設立
1930年
年商
30億円
従業員数
160名
導入時期
2005年
導入支援
有限会社ケースメソッド

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