請求・入金の管理や情報共有が楽になり、業務効率が向上。効果的な営業活動にも役立てています

ユーフォリアは、スポーツチーム向けに選手のコンディションを管理するシステム「ONE TAP SPORTS」を提供しているスタートアップ。2015年のラグビーワールドカップの日本代表チームのために開発、南アフリカ戦で勝利したことで注目を集めた。その後、現場のトレーナーやスタッフの口コミをベースに多様な競技かつ複数の日本代表チームで採用され、現在では日本代表から中学校の部活動まで、約300チーム、25競技で幅広く利用されている。

請求書のステータスや入金の状況をすばやく把握・共有できる

水谷さんと森さんが担当するONE TAPユーザーサポートは、顧客先であるチームへ日々訪問し、システムの導入や運用を支援するのが仕事だ。ベンチャーは少人数のため、任される業務の範囲が広い。そのため、自身が担当する取引先の見積書や請求書は自分で作成し、直接やりとりしている。

Misocaの導入以前は、表計算ソフトを使って見積書、請求書を作成していたが、取引先が増えていくにつれて、ファイル管理が難しくなってきたという。

そこで、森さんの提案で2018年9月からMisocaを導入。森さんは、前職でMisocaの使用経験があり、使い勝手の良さを社内で説明したところ、すぐに導入が決まったそうだ。

レポートのチェックが習慣化。請求金額の推移を営業の励みに

ユーフォリアでは、レポート機能もフル活用し、社内の月次報告にも役立てている。請求金額の推移からユーザーの増えるタイミングを分析して、営業活動にも活かしている。

「個人的にもしょっちゅうレポートを見て、担当している取引先への請求や入金の状況を気にするようになりました。体感的にはたくさん契約が取れた気がしていても、グラフを見ると意外と請求金額は少なかったりして、『もっとがんばらないと！』と励みになります。」

クラウドサービスとの連携で、さらに業務効率化を促進

ONE TAP SPORTSは、SaaS型のサービスのため、年額または月額での請求が発生する。月額料金の請求書の発行にはMisocaの「自動作成予約」機能を利用している。

「毎月同じ金額なので、自動作成予約で毎月決まった日に請求書が発行できるのは便利です。弊社では、請求内容に“○月分”と記載しているのですが、Misocaなら請求月の自動入力もできます。表計算ソフト等での単なるコピー＆ペーストと違って、発行日や請求書番号などもきちんと自動で設定されるので修正モレがなく、安心して使えるのがいいですね。」

ユーフォリアは新しいテクノロジーを活用したサービスを提供する企業だけに、バックオフィスの業務効率化への取り組みにも積極的だ。業務の拡大に合わせて、CRMや経理システムの導入も予定している。

「Misocaの導入で請求書の作成はもちろん、請求・入金管理の業務全体が圧倒的に楽になりました。何より大きいのは、社内の情報共有がスムーズにできること。導入予定のCRMや経理システムとも連携して、自動化・業務の可視化を図っていきたいです」

• ※本記事の内容は、取材当時のものです。