紙資料をひっくり返す日々から卒業。口座も証憑も自動連携の会計ソフト
公認会計士税理士 甲田拓也事務所
公認会計士税理士 甲田拓也事務所では、会計ソフトとして「弥生会計(デスクトップ)」を主に使用している。顧客への寄り添いを最重視し、クラウド会計を希望する顧問先と共に「弥生会計 Next」の使用を始めつつある。税務顧問業務を担当する乾さんは、シンプルな設計が「弥生会計」シリーズの魅力だと語る。
- 業種
- 士業
- 事業規模
- 法人(11~50名)
AI時代、デジタル時代だからこそ、徹底的な顧客への寄り添いを大切にしたい
新宿にオフィスを構える公認会計士税理士 甲田拓也事務所。代表の甲田さんは、監査法人や税理士事務所で実務経験を積み、「もっと経営者の近くで、一人ひとりに寄り添った支援をしたい」という思いから、2009年に同事務所を設立した。顧問先は全国で約750社(個人含む)に及ぶ。
今回お話を伺ったのは、同事務所で税務顧問業務に携わる乾さん。事務所の特長を、お客さまに徹底的に寄り添う姿勢だと語る。
「AIやデジタルの活用が進む時代だからこそ、お客さまの不安や悩みに寄り添い、共感し、一緒に解決方法を考えるという、人にしかできないサポートを大切にしています。そうした『やるべきことを当たり前にやる』姿勢をご評価いただいています」
前職は料亭で若女将をしていたという乾さんは、社内の「ハートフルおもてなしリーダー」という役職に任命されるなど、事務所のポリシーを体現する存在だ。自身の担当顧客対応に加え、サブマネージャーとして後輩の育成・業務フォローといったマネジメント業務にも携わる。
「当事務所では、記帳代行を専門に行うスタッフなどはおらず、新人を除く全スタッフが記帳から申告、顧客対応までを一貫して担当する、責任ある体制です。私はお客さまにも、一緒に働くスタッフにも安心して頼られる存在を目指し、日々の業務に取り組んでいます」
財務コンサルティングやIPO支援など、多様なサービスで経営者に寄り添う同事務所で、中心となるのは税務顧問の業務。顧問先の3割は自計化しており、残る7割では同事務所が記帳代行を担っている。
そして記帳代行を行う顧問先の大半が、会計ソフトに「弥生会計(デスクトップ)」を使用しており、必然的に同事務所でもメインの会計ソフトになっている。
乾さんが現在注目するのが、クラウド会計ソフト「弥生会計 Next」だ。既に同ソフトを導入済みの顧問先の環境に事務所側から入らせてもらい、顧問先と一緒に画面を見ながらサポートするという形で、実務への使用が始まっている。
自計化から経営判断への寄与まで。「弥生会計 Next」導入の決め手は事業者ごとに多種多様
現在、同事務所の顧問先で「弥生会計 Next」を導入しているのは、1人社長や従業員1~2人程度の、自計化を希望する小規模な会社が中心だという。
「Excelなどで記帳していた個人事業主の方が、法人化のタイミングで導入するケースがあり、社長の年齢層は若めです。いずれも、最初から『弥生会計 Next』を使いたいと、ソフト名を指名してのご相談でした」
今は新規顧客のみだが、現在「弥生会計(デスクトップ)」で記帳代行を行っていて、新たに自計化を希望する従来の顧問先に、同じ弥生製品である「弥生会計 Next」を推奨するケースが増えるのではないか、と乾さんは予想する。
さらに、「弥生会計 Next」を導入するのは必ずしも自計化希望者とは限らない。
「記帳代行をしている顧問先でも、『常に試算表や自社の数字をリアルタイムで把握しておきたい』という社長のご要望から、導入しているケースがあります。AIによるキャッシュ・フロー分析機能[経営分析AI]も搭載されており、経営判断に寄与すると思います」
弥生のカスタマーサクセス担当者が手厚くサポートするのも、推奨時のポイントだ。
「お客さまは、導入時に大きな不安を抱えていることが多いため、手厚いサポートが受けられることを推奨時にも伝えて、ご安心いただいています」
「弥生証憑 Next」で、「この経費なんだっけ?」と紙資料をひっくり返す必要がなくなった
乾さんのお気に入りの機能が、「弥生証憑 Next」との連携だ。これは「弥生会計 Next」ユーザーなら追加費用なしで使える証憑管理サービスで、インボイス制度や電子帳簿保存法に対応しており、領収書やレシート、請求書といった証憑類をクラウド上で管理できる。
また、「弥生会計 Next」には各種金融機関口座との連携機能もあり、証憑の自動仕訳機能や添付機能と合わせることで、必要なデータどうしが自然にひも付けられ管理される。これにより紙の郵送や、オンラインストレージへの格納といった「資料のやりとり」が劇的に削減される。
「お客さまには、『すべての証憑をクラウドにアップロードしておいてください』と案内します。『弥生証憑 Next』から直接『弥生会計 Next』で仕訳を起こせるのですが、この仕訳の1つずつに証憑が自動添付されているため『この経費なんだっけ?』と紙資料をひっくり返して探し出す手間がなくなりました」
加えて、証憑の内容を読み取るOCR機能の性能も高い。乾さんによると、読み取り精度は十分で、インボイス制度の適格判断などもスムーズに行えるようになったという。
各作業工程での自動化をはじめ、便利な機能を搭載した「弥生会計 Next」だが、乾さんはこの会計ソフトを推す最大の理由に、UIのシンプルさと迷わない設計をあげる。
「必要な機能だけが揃っているので、迷いが生じにくいんです。機能自体もユーザーの負担を自然と減らしてくれるものが多く、AIによる自動仕訳や勘定科目予測があるので、初心者でも簡単に使い始められます」
さらに、クラウドサービスのメリットとして、顧問先と会計事務所で画面共有できる点がある。顧客に寄り添うことを重視する同事務所にとって、大事な要素だ。
「こちらが判断に迷って未確定勘定に振り分けた仕訳の確認や、お客さまがわからないことがあった場合も、同じ画面を見ながら電話やチャットで解決できます。税務顧問として、お客さまにしっかりと寄り添えます」
ポチポチと押していくだけで仕訳が完了!簿記の初心者にも、簿記に詳しいユーザーにも勧めたい
乾さんは「弥生会計 Next」ならではの強みとして、証憑などを保存するクラウド上のストレージ容量が、現在のところ従量課金制ではなく、追加費用なしで使えることをあげた。
「会計ソフトによっては、大量のデータをアップロードすると追加料金が発生する場合もありますが、『弥生会計 Next』は今のところ従量課金などの追加費用がかかりません。お客さまに負担をかけず、安心して『ここにアップロードしてください』と案内できます」
同事務所では、これから本格的に「弥生会計 Next」の導入と推奨を進めていきたいという。
「特に推奨したいのは、インターネットバンキングを利用しており、自計化による効率化メリットが大きい事業者の方です。また、記帳代行の予算を抑えたい新規の方にも推奨していきたいです」
シンプルなUIに加え、AIによる自動仕訳や、口座連携した際に過去の取引を参考に勘定科目を予測してくれる機能により、「ポチポチと押していくだけで仕訳が完了する」簡単さが、初心者には魅力だと乾さんは語る。
一方で簿記に詳しいユーザーにとっても、金融機関との口座連携が簡単にできるなど、作業の自動化や効率化という使用メリットは大きい。
「簿記初心者は、借方貸方がわからなくても簡単に仕訳でき、逆に借方貸方で見たい私のような会計事務所の人間は、元帳からしっかり確認できる。初めて自計化する簿記初心者から、作業の効率化を図りたい上級者まで、幅広い方に推奨できます」
また、クラウドサービスの強みとして、ユーザーからのフィードバックに対して、迅速に機能の更新や追加が行われる。乾さんも随時、弥生のカスタマーサクセス担当に要望を伝えている。
「当事務所からも、実装してほしい機能をいくつかリクエストしており、その都度しっかり受け止めていただいています。事業者さま向けの機能強化も含め、ユーザーの声を受けてどんどん使いやすく進化する『弥生会計 Next』に、今後も期待しています」
今回ご紹介した製品
帳簿・決算書の作成、請求書発行や経費精算もこれひとつで効率化
すぐに始められて、操作がわかりやすいから、日々の記帳も決算書作成もかんたんです。
請求書作成や経費精算もこれひとつで対応。金融機関などの取引データも自動で取得。
業務やデータが自動でシームレスにつながり、会計業務をまるごと効率化できます。













